• "十分研修"(/)
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  1. 島田市議会 2019-08-02
    令和元年8月2日総務生活常任委員会-08月02日-01号


    取得元: 島田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-01
    令和元年8月2日総務生活常任委員会-08月02日-01号令和元年8月2日総務生活常任委員会  総務生活常任委員会                              令和元年8月2日(金)                              第2委員会室 1.所管事務調査について 2.所管課からの報告  ○ 市長戦略部   ・戦略推進課  ○ 地域生活部   ・生活安心課 3.その他 出席委員(6人)  委 員 長  平 松 吉 祝       副委員長  大 村 泰 史  委  員  伊 藤   孝       委  員  横 山 香 理  委  員  藤 本 善 男       委  員  大 石 節 雄
    欠席委員(なし) 説明のために出席した者  市長戦略部長                    鈴 木 将 未  秘書課長                      山 田 敏 雄  戦略推進課長                    駒 形 進 也  広報情報課長                    森 川 利 久  地域生活部長兼支所長                三 浦 洋 市  市民協働課長                    松 村 竜次郎  市民課長                      久保田   誠  生活安心課長                    天 野 一 彦  環境課長                      橋 本   孝  行政経営部長                    北 川 博 美  行政経営部参事                   高 橋 拓 志  行政総務課長                    中 野 和 志  行政総務課参事                   藪 崎 勝 哉  人事課長                      小松原 智 成  財政課長                      前 島 秀 基  資産活用課長                    鈴 木 明 宏  契約検査課長                    木 村 義 幸  納税課長                      落 合 昭 之  金谷南地域総合課長金谷北地域総合課長       小 澤 英 幸  川根地域総合課長                  清 水 基 之  会計管理者会計課長                中 村 正 昭  監査委員事務局長                  大須賀 正 行 職務のために出席した事務局職員  議会事務局長                    鈴 木 正 敏  事務局担当書記                   岡 田 ちな美                                開会 午前9時28分 ○委員長(平松吉祝) ただいまより総務生活常任委員会を開催いたします。  本日は、お手元に配付してありますレジュメにより進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  なお、次回定例会の議案にかかわる報告があるかと思いますが、議案にかかる質疑につきましては、開会中の常任委員会においてお願いいたしたいと思います。  それでは、初めに、1の所管事務調査に入ります。当委員会で実施する所管事務調査についてを御協議をいただきます。よろしくお願いします。 ◎事務局担当書記(岡田ちな美) 済みません。所管事務調査においては、視察なのですけれども、現在、正副委員長と下打ち合わせを行いまして、視察先について順調に調整を進めているところです。  また、案ができたところで委員の皆様にお伝えしまして、進めていけたらと考えておりますが、候補としましては、10月から11月の間に考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○委員長(平松吉祝) ただいまの件について、委員の皆様、何か御質疑がありましたら、よろしくお願いいたします。  藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 所管事務調査は、公共交通をテーマにしたものだと思うのですけれども、方角的には、大体目安は立っておりますか。 ○委員長(平松吉祝) 目安は立っております。トヨタといすゞ、スズキ、ソフトバンクなど、5社が関連して自動運転をやるということで、その内容を調査、研究しに行く。また、今、島田市のコミュニティバスに乗る人数が非常に少なく、多くの予算を使って、今度は値上げということで来ているらしいので、デマンドや二輪車の自動車をお年寄り用に貸し出したり、補助金を出したり、リースなど、いろいろ年寄りの事故が騒がれている中、島田市は山間部ということで、山間部までコミュニティバスが行くことができないものだから、そこまではそういうものでおりてくるとか、安全・安心の自動車が今後、どんどん開発されてできていきます。その辺のコミュニティバスもそうだし、自動運転もそうだけれども、研修に行って、どうにか事故のない安心・安全、予算のかからないデマンドでやるという研究。多くに対して絞りは、今言った自動運転コミュニティバスなど、予算がたくさん出ているもろもろをかからないようにするというのをやっていきたいと思います。  また、このデマンドなどは、さきに市議会でも会派や委員会が十分研修に行っていますので、その辺はまた資料を引き出して、皆様に出したりしていきたいと思っております。 ◆委員(藤本善男) わかりました。 ○委員長(平松吉祝) 以上。  ほかに何かありますか。  伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) 今、事務局のほうで調整されているというお話でしたけれども、大体どれくらいで調整のめどが立つのかどうか、わかったら教えてください。 ○委員長(平松吉祝) 事務局。 ◎事務局担当書記(岡田ちな美) 現在、当局も合わせまして確認をしているものですから、具体的にいつまでということは申し上げられないのですが、なるべく早く皆様にお伝えできるかと思いますので、また御連絡を差し上げたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長(平松吉祝) ほかには。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(平松吉祝) ありませんので、次に移ります。  続いて、2の所管課からの報告に入ります。  初めに、市長戦略部戦略推進課からお願いします。  駒形戦略推進課長。 ◎戦略推進課長駒形進也) レジュメにありますとおり、戦略推進課から御報告申し上げます。資料は3つ、委員の皆様の机にお分けさせていただきました。  説明する順番で資料の説明をしますと、最初に、「第2期島田市まち・ひと・しごと創生総合戦略策定について」ということで、A4縦で2枚をホチキスでとめてある資料です。  次に、「旧金谷中学校跡地活用事業ゾーニングイメージ基本構想(案))」。左肩に「資料1」とありますが、2枚つづりでありまして、これを2番目に説明申し上げます。  最後に、A4縦1枚、「『島田市大井川流域観光拠点整備基金条例』の制定について」という3つのことに関しまして、ただいまから御報告申し上げます。  最初に、「第2期島田市まち・ひと・しごと創生総合戦略策定について」御説明させていただきます。資料の柱に沿って説明をさせていただきます。  まず、「趣旨」でございます。平成27年10月に策定した現在の「島田市まち・ひと・しごと創生総合戦略」、以下、「第1期総合戦略」にかえさせていただきます。こちらが今年度末をもって期間満了となるため、今年度、第1期総合戦略を引き継ぐ「第2期島田市まち・ひと・しごと創生総合戦略」、以下「第2期総合戦略」とかえさせていただきます。こちらを策定いたします。  地方版総合戦略策定に当たっては、まち・ひと・しごと創生法第10条により、国及び県の総合戦略を勘案し策定するよう努めなければならないとされております。国が本年6月21日に閣議決定した「まち・ひと・しごと創生基本方針2019」を勘案するとともに、現在、作業を進めている第1期総合戦略の評価・検証結果を踏まえ、策定作業を進めてまいります。  次に、2番、「策定の基本的な考え方」です。策定の根本は、第1期総合戦略を引き継ぐものとした上で、策定の基本的な考え方として、目標とする人口は、現在の島田市まち・ひと・しごと創生人口ビジョンに示す「2060年8万人」を継続することとし、その目標達成に向けた5カ年の取り組みを位置づけていくものといたします。  なお、第1期総合戦略と同時に策定した、現在の島田市人口ビジョンについては、直近となる平成27年の国勢調査結果をもとに、市及び地区別の人口推計経済動向雇用状況等、本市を取り巻く環境や現況などについて、所要の見直しを行ってまいります。  次に、「全体の枠組み」としては、第1期総合戦略の「3つの基本的な考え方」、「しごと」、「ひと」、「まち」、及び「4つの基本目標」、「日本で、世界で、稼ぐ産業の創出」、「島田市に住み、好きになる」、「希望どおり結婚、妊娠、出産し、子どもをまんなかに子育てする」、「水と緑に囲まれた健康長寿の暮らしやすいまちづくり」は維持しつつ、国の基本方針の中で示した「第2期における新たな視点」、「各分野の当面の主要な取組」を勘案し、主な施策、具体的な取り組みとして位置づけていきます。  最後に、第2期総合戦略計画期間は、国の総合戦略と合わせ、令和2年度から令和6年度の5年間といたします。  続いて、3の「重点検討項目」でございます。  1点目として、国が基本方針2019の中で示した「第2期における新たな視点」と、「各分野の当面の主要な取組」については、①番「民間と協働する」から、次ページの頭、⑥番「地域経営の視点で取り組む」という主な施策や具体的な取り組みの中にどのように位置づけていくか検討しながら策定作業を進めてまいります。  主なものとして、②「人材を育て活かす」として、高校生など、地方創生の基盤をなす人材に焦点を当て、掘り起こしや育成、活躍を強化するとされております。  また、④「地方へのひと・資金の流れを強化する」として、将来の地方移住にもつながる「関係人口」の創出の拡大を図るとされています。  2点目として、市の第2次総合計画や現在策定中の都市計画マスタープラン中心市街地活性化基本計画など、個別計画が示す将来像や取り組み、さらに、今後必要となると考えられる取り組み等について、積極的に盛り込んでいきます。これは、資料の2枚目、(2)に記載されていることでございます。例えば、第2期総合戦略への位置づけが想定される取り組み内容として、小さな拠点の形成やコンパクト・プラス・ネットワーク、多文化共生、デジタルマーケティングなどが挙げられてまいります。  次に、4番「策定スケジュール」でございます。現在、第2期総合戦略素案作成の作業を進めており、今月28日、29日には、策定の基本的な考え方や枠組みなど、その一部について、外部有識者会議である島田市まち・ひと・しごと創生市民会議及び金融機関会議で御意見を伺うこととしています。また、今月末には、第1期総合戦略の評価、検証作業を完了し、評価・検証結果を第2期総合戦略へ反映させることといたします。  なお、第1期総合戦略の評価・検証結果については、作業が完了次第、議員の皆様へも報告書を提出させていただきます。  9月以降も庁内会議外部有識者会議を開催する中で、11月に第2期総合戦略案を作成、議員の皆様にもお示しした上で、12月にパブリックコメントを実施する予定です。その後、パブリックコメントで寄せられた意見への対応をしまして、令和2年2月定例会会期中に議員の皆様に正式な形で報告させていただき、今年度末までに策定を完了する予定としております。  5番「策定に向けた意見聴取方法等」でございます。外部有識者会議である島田市まち・ひと・しごと創生市民会議金融機関会議の開催をはじめ、アンケートの実施、また、市民の生の声を聞かせていただく機会として、高校生及び子育て世代をターゲットにしたワークショップを開催いたします。このほか、現在、市が包括連携協定の中で高校生の総合的な学習の場に参画しており、そのような場の生の声を吸い上げ、この戦略に反映させていきたいと考えております。  6番「県、近隣市の動向」でございます。  静岡県は、今年度中に総合戦略及び人口ビジョンを業者委託しないで策定することとしています。  藤枝市は、現時点での情報ですが、総合計画の更新時期と合わせるため、総合戦略計画期間を1年延長し、来年度策定する予定と聞いております。  焼津市は、5月に委託業者を決定し、現在、総合戦略素案修正作業人口ビジョン案修正作業を行っております。今年度中に策定することとしており、目標人口を変更する予定と聞いております。  以上、第2期総合戦略及び人口ビジョンについて、年度末の策定完了に向け、策定作業を進めてまいります。  なお、策定の進捗状況については、議会の皆様へ随時報告させていただきます。「第2期島田市まち・ひと・しごと創生総合戦略策定について」の説明は以上となります。  続きまして、2番目の資料でございます。「旧金谷中学校跡地活用事業ゾーニングイメージ」にかかる説明について御報告いたします。  旧金谷中学校跡地活用事業経過報告でございます。初めに、これまでの経過について、簡単に御説明いたします。  旧金谷中学校跡地活用事業につきましては、平成29年度に静岡県と島田市が合同で公募型プロポーザルを実施し、平成30年8月に代表法人である株式会社八ヶ岳モールマネジメント事業用定期借地権設定契約を締結。現在、事業者が事業実施に向けた作業に取り組んでいるところでございます。  続いて、基本構想について御説明させていただきます。開業時期を令和3年3月として、事業者側がこれまで事業全体の基本構想策定作業を進めてまいりました。そこで、現時点で事業者から示されている基本構想の主な部分について御説明申し上げます。  配付しました資料1「旧金谷中学校跡地活用事業ゾーニングイメージ基本構想(案))」をごらんください。大まかなゾーニングにつきまして、図の上段に当たる北側に建物、図の下段に当たる南側から南西側に駐車場、南東に調整池というレイアウトを計画しています。  アウトレット及び統合医療拠点の建物につきましては、基本的には平屋建てを予定し、一部眺望を確保するため、2から3階の部分があるとのことです。北側の中央から西側にかけてアウトレットを、また、北東側には富士山等の眺望を生かして、統合医療拠点が設けられる計画とされております。  来場者駐車場として、平面500台分を確保し、これ以外にバスや従業員の相当分を確保していくとのことです。  続いて、敷地南東に設置する調整池につきましては、平時にはスポーツやアウトドアが楽しめる施設として併用できる形を想定していると伺っております。  めくりまして、続いて資料2をごらんください。こちらの資料は、今後、具体的な設計を進めていく上で検討することや配慮すべきことを示したものになります。図中枠については、検討する部門ごとに色分けしたものとなっております。部門の種類については、この図の左下の凡例を御参照いただければと思います。  まず初めに、全体にかかわる事項として、周辺に広がる美しい茶畑の景観と調和した計画とすることを基本に、建物についてはインバウンドを意識し、和をイメージした設計とし、全体的にはリゾートアウトレットとしての空間演出を図るものとしております。  続いて、個々のエリアの検討内容について御説明いたします。建物に関しては、施設機能や規模だけでなく、富士山や大井川の眺望をいかに確保するかという観点で建物配置や間取りを決めていくこととされております。また、建設計画と合わせて、北側斜面の立ち木の伐採についても検討することとされております。  図面左下、敷地南の来場者用駐車場については、富士山静岡空港大井川鐵道などと連携することを念頭に、大型バス、タクシーを想定した乗りおり用のスペースや車両転回スペースなどについて検証するとともに、事業用地の南西になることから、事業の顔となる空間の見せ方や周辺環境と調和した景観形成を目指すこととされております。  図面右下、敷地南東の調整池については、先ほどの説明のとおり、多目的利用を想定していることから、出水時の安全管理や出水後の復旧方法についても検討していくこととされております。  また、山梨県の八ヶ岳リゾートアウトレットで好評を博すノルディックウオーキングにつきまして、島田市においても環境型健康施設事業の一環として専用コースを開設し、同様の取り組みを進めていくことが計画されております。本事業では、事業用地内の周回コースだけでなく、周辺の既存観光施設を活用したコース設定を考えており、今後は広く地域資源を取り込んだ形での計画が立案される予定となっております。  なお、この環境型健康施設事業取り組みについては、経済産業省が所管する地域未来投資促進法による地域経済牽引事業の採択要件に合致する見込みであり、当該事業を行う者が申請者である必要があることから、事業者側の申し出によって、本事業の代表法人をこれまでの株式会社八ヶ岳モールマネジメントから共同事業提案者であり、健康施設事業を実施する株式会社統合の杜研究所に変更する手続を行いました。  株式会社八ヶ岳モールマネジメントにつきましては、引き続き、これまでどおり、この事業の共同事業者として事業に参画していく旨、申し出を受けております。  なお、先ほど、基本構想案を御説明させていただいた内容については、平成30年6月定例会で説明させていただいた企画提案内容から変わるものではないことを申し添えます。  市といたしましては、引き続き事業の推進に向けて、事業者との協議調整を進めてまいります。合わせて、周辺の影響として想定される交通渋滞対策や営農作業の支障について、地域住民の方々と調整させていただきたいと考えております。
     また、事業の進捗等につきましては、市議会や市民の皆様へ随時情報提供をさせていただく予定です。  旧金谷中学校跡地活用事業経過報告についての説明は以上となります。  続きまして、3点目でございます。最後になります。「『島田市大井川流域観光拠点整備基金条例』の制定について」御説明いたします。  内陸フロンティア推進課が所管する新東名島田金谷インター周辺地区に整備する賑わい交流拠点内の大井川流域観光拠点の整備について、国の地方創生拠点整備交付金を活用して事業の推進を図ることといたしました。この交付金は、国が平成30年度、2次補正予算で措置し、今年度に繰り越したものであります。よって、次年度へのさらなる繰越処理はできません。そのため、複数年度にわたる事業を実施した場合は、基金を設置し、当交付金を基金に積むことで対応可能となる旨、交付要件に示されました。  「大井川流域観光拠点」の整備事業は、事業が複数年度、今年度と来年度にまたぐことから、本条例を制定し、基金を設置して対応を図りたいということで、国の交付金を受け入れ、基金へ積む処理を所管する戦略推進課が、以下、御説明を申し上げます。  本条例の内容は、地域再生法の規定により認定を受けた地方再生計画に記載された大井川流域観光拠点整備事業に要する経費の財源に充てるための基金の設置を定めるものとなっております。  なお、大井川流域観光拠点整備事業は、来年度中に事業完了を予定しております。よって、基金条例についても、来年度末で失効する。すなわち、廃止条例案を提出することを予定しております。  3番目の「地方創生拠点整備交付金の概要」でございます。本基金の財源となる地方創生拠点整備交付金基金造成事業)の趣旨といたしまして、地域経済の活性化という喫緊の課題に対応するため、地域の観光振興や住民所得の向上等の基盤となる先導的な施設整備等を支援することを目的としています。交付額は、5億円を上限として、対象経費の2分の1となります。  4番目、「予算の状況」でございます。条例で設置する基金の予算状況でございますが、国の地方創生拠点整備交付金の歳入、それを積み立てる大井川流域観光拠点整備基金新規積立金、1億3,739万円を9月補正予算で計上するほか、内陸フロンティア推進課が所管する賑わい交流拠点整備事業に基金から繰り出す経費、あと、利子等の基金管理に要する経費を9月定例会に補正予算として提出する予定でございます。  「備考」でございます。地方創生拠点整備交付金は、現在、内閣府及び有識者の審査を行っており、採択の結果は8月上旬に公表される予定です。審査の結果、不採択となった場合には、本条例につきましては、9月定例会の議案から取り下げます。大井川流域観光拠点整備基金新規積立金についても同様でございます。  島田市大井川流域観光拠点整備基金条例に関する説明は以上となります。  以上、3点、戦略推進課から御報告申し上げました。 ○委員長(平松吉祝) 市長戦略部からの報告が終わりました。委員の皆様、御質疑等ありましたら、挙手の上、よろしくお願いいたします。  伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) 済みません。少し確認させていただきます。  2番目に説明のあった旧金谷中学校の件ですが、500台プラスアルファの駐車場が見込まれています。現在、茶の都ミュージアムの駐車場としてかなり使っていることがあると思います。県も旧金谷中学校とかかわっていると思いますが、県はその辺をどう考えているのか、確認がとれているのか。今後、駐車場をどのように考えているのか、わかったら教えていただきたいと思います。それが1つです。  あと、北側の森林の伐採の話が出ましたが、その所有者というのか、地権者というのか、木の所有者はどなたになっているのか、確認をさせてください。  以上です。 ○委員長(平松吉祝) 駒形戦略推進課長。 ◎戦略推進課長駒形進也) まず、駐車場に関することでございます。今、空港あるいは茶の都ミュージアム、島田市周辺のそういった施設に絡む事業者で、富士山静岡空港周辺地域情報共有会議というものを組織しております。そういった話題、駐車場が不足するということも当然視野に入れまして、周辺の施設と連携しまして、いろいろな対策を考えていくということで、今話が進められています。  もともと駐車場につきましては500台ということで記載されていますが、八ヶ岳のほうも、当初、駐車場が571台で、施設拡張の際にかなりふやしたという経緯もございます。そういったことと、空港周辺に県有地などがございますし、あるいは今、大井川鐵道トーマス運行の際に河川敷を使っておりますが、そういった活用手法も視野に入れながら、駐車場も考えていきたいと思っております。  2点目の森林伐採についてでございます。北側森林の所有者につきましては、財務省が一部土地を持っているというところもありますが、民間、いわゆる一般の市民の方の所有地ということも把握しております。その一般の方の所有地につきましては、事前に足を運びまして、説明にお伺いしている状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(平松吉祝) ほかに何かありませんか。  ちょっといい。 ○副委員長(大村泰史) 委員長。 ◆委員(平松吉祝) 少しお聞きします。過去にまち・ひと・しごとの創生に、オリンピックもあることだし、スポーツ関連の事業など、何か入らないですか。 ○副委員長(大村泰史) 駒形戦略推進課長。 ◎戦略推進課長駒形進也) 済みません。国の新しい方針というか、次期の総合戦略に位置づけるものとして、3の重点検討項目というものが示されております。この中で、資料にもあります、3の重点項目の①から⑥が、今後、国としてはかなり力を入れていきたいところです。 ◆委員(平松吉祝) 国。 ◎戦略推進課長駒形進也) 国です。基本的に、地方の総合戦略は国の総合戦略に沿って進めていくということになっております。今回、6月21日に閣議決定が示されて、それを待って、各市町村、あるいは県は総合戦略策定作業をスタートさせたところでございます。  基本的に、この①から⑥のことが次期総合戦略の新たな視点となりますが、各市町村の地方は独自色を求められております。島田市はスポーツに力を入れておりますので、そういったところが2期の総合戦略に入ってくるということも視野に入れながら、総合戦略を考えていきたいと思っております。  以上でございます。 ◆委員(平松吉祝) ありがとうございます。  今度、一般市民が「野球のまち島田市」というのを立ち上げて熱心にやっています。ぜひその辺を考慮して考えていただければありがたいかなと思います。  もう一個。それで、2番へ移りますが、最初、アウトレットということで私どもはいろいろ聞いていましたけれども、店舗が少し狭いようです。店は何店舗ぐらい入りますか。 ○副委員長(大村泰史) 駒形戦略推進課長。 ◎戦略推進課長駒形進也) 当初の予定では40店舗入る予定ということで伺っております。その後、拡大していくということでございます。70店舗を目指すということで、提案のときは聞いております。  以上でございます。 ○副委員長(大村泰史) 委員長。 ◆委員(平松吉祝) それで、島田市のまちの店舗は入る予定ですか。 ○副委員長(大村泰史) 駒形戦略推進課長。 ◎戦略推進課長駒形進也) まだそこまで具体的なところについてお答えすることはできませんが、例えば、レストラン、お土産物というか、島田市の名産を売ることを事業者のほうは考えている模様です。そういったところで、地元業者が参入することは、運営側というか、事業者側も考えております。  以上でございます。 ○副委員長(大村泰史) 委員長。 ◆委員(平松吉祝) それで、うわさでは、銀行はアウトレットに金を貸さないというのをよく聞くのです。銀行が1件潰したから、なかなか「うん」と言わないと聞いていますが、そういうことはありませんね。 ○副委員長(大村泰史) 駒形戦略推進課長。 ◎戦略推進課長駒形進也) 事業者側からは、引き続き事業を進めていくということで聞いております。 ○副委員長(大村泰史) 委員長。 ◆委員(平松吉祝) それと、3番です。細かく言うと、国からの交付金は幾ら請求していますか。 ○副委員長(大村泰史) 駒形戦略推進課長。 ◎戦略推進課長駒形進也) A4縦の1枚の資料でございます。4の「予算の状況」というところに書いておりますが、こちらの歳入、地方創生拠点整備交付金、1億3,739万円が国から入るという予定になっております。これを、基金を設けまして、そのまま新規積立金として基金に積むという組み立てになっております。  以上でございます。 ○副委員長(大村泰史) 委員長。 ◆委員(平松吉祝) 利息も含めますか。 ○副委員長(大村泰史) 駒形戦略推進課長。 ◎戦略推進課長駒形進也) 利息についても、積み立てて、果実としてやっていいということで規定されております。  以上でございます。 ○副委員長(大村泰史) 委員長。 ○委員長(平松吉祝) そう。それで、あと1つ。野球場についても十分考えてください。  以上です。  横山委員。 ◆委員(横山香理) 2番目の旧金谷中学校の跡地の件なのですけれども、ノルディックウオーキングのお話が出ていたのです。それに当たって、渋滞緩和や地域の農業を営む方から、矛盾した話なのですけれども、観光客が来てくださるのは本当にありがたい。でも、例えば、農薬散布などを見られてしまうと、健康食品というイメージが強いお茶に対して、懸念されるのではないかという声を私はよく聞かせてもらうのです。  それで、協議をしていくというお話があったのですけれども、これから、そうした心配される方たちと、どのように御協議されるのか。少しそこら辺を教えていただきたいです。 ○委員長(平松吉祝) 駒形戦略推進課長。 ◎戦略推進課長駒形進也) ノルディックウオーキングのコースにつきましては、長い距離と短い距離の2通りを事業者は考えている模様です。今、実際に事業者が運営している状況では、3キロ、5キロ、10キロの長距離コースと、800メートル、1.5キロメートルの初心者向けのコース、2通りのコース設定をしております。長いコースについては、本当に地域資源、あるいはトイレを含めた地域資源を回るような、比較的広い範囲を目指すコースを設定。短い距離は、本当に施設内周辺を回るようなコースを設定していると聞いております。  もちろん提案募集、あるいは規約の中でも、においなどに配慮するようにということで、規約の中、業者との取り交わしの中で確認はしております。そういったことを踏まえながら、協議するという言い方では、まだそこまで詳細は詰まっていないのですが、うまく調整をとりながらやっていきたい。時期などを踏まえながらやっていきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(平松吉祝) 横山委員。 ◆委員(横山香理) そうですね。非常に難しいところだと思うのですが、特にノルディックウオーキングだけではなく、そこを通った方がどう見るのかなというところが、農家さんの懸念するところだったりします。だからといって、朝早く、見られないうちに農薬を散布しようとか、やはりそういったことは難しいのかなと思うのです。歩くタイミングや時間といったことなど、細かい情報は近隣の方や、そうして農業を営む方たちへの配慮として、情報などをしっかりとこちらから誠意を持ってお伝えしていただけると、その誠意はお互いに伝わると思いますので、そういったところに配慮しながら、ぜひ進めていただきたい。これは、私からのお願いです。よろしくお願いいたします。 ○委員長(平松吉祝) 駒形戦略推進課長。 ◎戦略推進課長駒形進也) 今、委員からいただいた御意見を踏まえながら調整を進めさせていただきます。ありがとうございます。 ○委員長(平松吉祝) ほかには。  副委員長。 ◆委員(大村泰史) ただいまの横山委員の質問の中で、この資料からいくと、2枚目のところに地域住民との融合方策が書いてあるのです。それで、前にもお話があったと思うのですけれども、地域の方の要望を聞き入れるなど、運営会社と地域住民の声を聞くというところを、一方通行ではなくて、そういう場を設けていただきたいというお話をしていると思うのです。それについては、まだ具体的な話は立っていないという理解でよろしいでしょうか。 ○委員長(平松吉祝) 駒形戦略推進課長。 ◎戦略推進課長駒形進也) 事業者が2月に2回、金谷で説明を行っております。茶の都ミュージアムで事業内容等の説明を行っております。その中で、出席された方の御意見として、今、委員が言われたことと同じような御意見が出ています。何分、基本構想が見えてきたのが今でございまして、これから地元にも説明に入ってまいります。そういったことで、地元の意見を聞くというのは、もちろんやっていくということでございます。  以上でございます。 ○委員長(平松吉祝) 副委員長。 ◆委員(大村泰史) 了解です。 ○委員長(平松吉祝) ほかには。  大石委員。 ◆委員(大石節雄) 一番最初のまち・ひと・しごと創生総合戦略策定についての2枚目の5番のところに「庁内会議」とある。この確認ですが、創生推進本部会議の構成はどのような構成になっていますか。 ○委員長(平松吉祝) 駒形戦略推進課長。 ◎戦略推進課長駒形進也) 推進本部会議につきましては、市長、両副市長、教育長、部長で、事務局は戦略推進課でやっております。  以上です。 ○委員長(平松吉祝) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) それで、重点項目等があって、いろいろな部分において市民の声を聞いたり、外部有識者の声を聞いたりということなのですが、これは、基本的には戦略推進課がつかさどっていくということでよろしいですか。 ○委員長(平松吉祝) 駒形戦略推進課長。 ◎戦略推進課長駒形進也) 戦略推進課が中心となって進めていくということで結構でございます。 ○委員長(平松吉祝) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) そこで、戦略推進課はなかなか大変で、特に仕事を分けるというか、人材育成の部分については、例えば、ここでは「高校生等」と言いましたけれども、教育委員会のところもあるだろうし、民間のNPO云々といったらほかの担当課になったり、そういうことは考えていますか。戦略推進課が中心ではありますが、担当部局をそれぞれに分けて実施していくということ。 ○委員長(平松吉祝) 駒形戦略推進課長。 ◎戦略推進課長駒形進也) 実は、昨日、高校生のワークショップを行ったということで、新聞報道されたかと思います。その前の日に行って、総合戦略のためのワークショップで意見を伺いました。こちらは市民協働課がメーンでやっていただきました。  そういったことで、さまざまな協力、あるいはつてといいますか、連携できるところを考えて作業を進めていくところでございます。  以上でございます。 ○委員長(平松吉祝) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) ぜひそうしていただきたいと思います。縦割りではなくて、横串を通すというか、そのほうがよっぽど作業も進むし、これからいろいろ具体的に取り組んでいくときに、他人事でないようなことになると思いますので、ぜひそれをお願いしたいと思います。  それで、8月末には評価の結果が我々に報告され、2月には提案される。その間に、議会として何かやらなければならないというよりも、市民やさまざまな有識者の声を聞くのですけれども、議会の声はどこで反映されるかな。それをお伺いしたいと思います。 ○委員長(平松吉祝) 駒形戦略推進課長
    戦略推進課長駒形進也) きょうの説明で言えば、そちらについては特段触れていなかったというところでございます。議員からの意見は、総合計画策定時のときもいただいて、意見を反映させたという経緯は今までもございます。そういったことを参考にできるかどうか、今ここでお答えすることは難しいのですが、そのようなことも考慮しまして考えていきたいと思っております。  以上でございます。 ○委員長(平松吉祝) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) うるさい議員がぐずぐず言うとなかなか大変だと思います。もちろん総合計画のときにさまざまな意見は言わせてもらいたいのですけれども、我々はいつもこういったものの報告があって、中間がなくて、最終案を出されて、それを審査する。そこでまたぐずぐずいろいろな議論をするのですが、できれば中間にも我々がいろいろなことを発言したり、調査したりすることができると、最終的にスムーズに進むかなと思います。無理のない範囲で、ぜひ情報を流していただいて、我々のこの委員会になるのか、議会全体になるのかわかりませんけれども、そういった場を設けていただければと思います。  以上です。 ○委員長(平松吉祝) ほかに。  藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 今お話のありました、まち・ひと・しごとの第2期の戦略策定の件です。幾つかあるのです。1つは、この策定期間と上位計画との関係です。自分は、総合計画が最上位であるなら、この戦略もその範囲内ということになるかなと思います。総合戦略が令和7年ぐらいまでつくられていますから、その範疇でしか物事はできないのかな。それを超えるものは、総合戦略をいじるということになって、いつも上位や横の計画等の関係性でこれをつくれと言われるからつくるのだけれども、上位の計画は、これを想定したものででき上がっていることが前提かなといつも思っています。  そういうことを考えたときに、他の計画との関連がどうかということと、今回、5年間という計画を立てますけれども、そういうことからすると、多少長くつくって、他の計画と期間を合わせるといったことはあってもいいのかなと思います。この策定期間等については、どのような考えでつくられたかということをお伺いしたいです。 ○委員長(平松吉祝) 駒形戦略推進課長。 ◎戦略推進課長駒形進也) 委員が今お話ししたとおり、総合計画が最上位計画で、総合戦略はそこにぶら下がるという言い方が適切かどうかはわかりませんし、下位と言うこともいいかどうかということはありますが、上下関係としては、そのような計画であると私は思っております。  総合計画の前提として、人口推移を定めております。その中には、2060年、人口8万人を前提に、平成37年度の人口見込み、9万2,000人を目標人口とするという記載がしてあります。自分は、2060年という人口ビジョンの目標の中で総合計画も位置づけられているという解釈をしております。  私は、作業をいろいろしてきまして、ほかの計画との期間の整合性というのは必要かと思いますが、やはりなかなか難しいというのが、実務者レベルの感想ではないかと思っております。  以上でございます。 ○委員長(平松吉祝) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 個別のものをそれぞれつくろうとして、期間を同じにすると、同じ作業が集中してしまうから、それは確かに仕事の山ができてしまうということが1つ問題かなと思います。今のお話ですと、総合計画も、今回つくる総合戦略も、目標人口に関しては同じ目線でやっていますから、やろうとすることは、もう総合戦略で出ていると思うのです。それを取りまとめるという考えもあると思います。  その上でお伺いしたいのです。きのう、こういうことでいろいろ外部のお話も聞きますが、地方創生と言いながら、国がその方針を示すというのは、本当の地方創生ではない。厳しい言葉で、こんなものは議会がつくらなければだめだくらいのことを言われまして、今、私自身にその力はないので、当局に委ねる部分が多いのです。  そういった中で、より地方創生、地方にとってということで、地域らしさを出すことが求められているというお話もありました。県では、業者委託なしで策定ということですけれども、やはり実のあるものを1つでも多くつくっていただけるならば、それが本当の総合戦略かなとも思える。そう考えると、できるならば、自前主義でやられたほうがいいのではないのかなと思いますが、6で「県、近隣市の動向」にいろいろな考え方の変化がありますが、島田市の考えは書いていないのです。例えば、ここに書いてある事例は、どのようにお考えでしょうか。特に外部に委託するのかどうかという点も含めてです。 ○委員長(平松吉祝) 駒形戦略推進課長。 ◎戦略推進課長駒形進也) 外部に委託は行います。ただ、本当に基礎調査、あるいは分析といった調査を委託しまして、肝となる文書表現、施策の組み立てといったことは自前でやっていくという組み方でございます。  実際、予算も、第1期の策定時よりもかなり低い価格で抑えられているという認識をしております。  以上でございます。 ○委員長(平松吉祝) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 状況はわかりました。なるべく島田市に合った計画となることを期待していますので、よろしくお願いします。 ○委員長(平松吉祝) ほかには。  ないようです。  それでは、次に、地域生活部生活安心課からお願いいたします。  天野生活安心課長。 ◎生活安心課長(天野一彦) 生活安心課から、コミュニティバスの運行管理委託経費の状況について説明をさせていただきます。  この事業のうち、島田地区の6路線、伊久身線、川根温泉線、相賀線、湯日線、大津線、田代の郷温泉線について、しずてつジャストラインに業務を委託して運行を行っておりますが、今年度の委託契約の締結につきまして、契約金額の折り合いがつきませんでした。具体的には、平成31年2月に行った随意契約の事務執行において、予定価格に対して340万円ほど高い見積額が提示され、協議を行いましたが、人件費や軽油単価の上昇を理由に値下げした、再度の応札はできないと主張されました。  この状況は、近隣の藤枝市、焼津市においても同様であり、各市とも予算額内での契約ができない状況でありましたので、それぞれ対応を協議する中で、当面の運行を確保するため、契約期間を4月から12月までの9カ月間に短縮して手続を行い、委託の契約を行いました。  新年度に入ってからも近隣市と今後の方向性について調整を行うとともに、受託業者との話し合いを行ってまいりましたが、金額面における調整は実現することができませんでした。  つきましては、年間の運行契約に必要な金額等の差額につきまして、9月定例会に補正予算として提出させていただきたいと考えています。補正に要する金額は、他の委託における契約差金を差し引きし、86万9,000円の増額を予定しています。  本来であれば、年度当初に状況の報告をすべきところでありましたが、近隣市や業者との調整を進めておりましたので、この時期になってしまいました。まことに申しわけありませんでした。市民の皆様の利用に支障がないように対応してまいりたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。  以上、生活安心課から報告させていただきました。 ○委員長(平松吉祝) この事業に対して、皆様、何か御質疑等はありますか。  伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) 済みません。しずてつジャストラインというお話でした。静岡県内や、ほかにもコミュニティバスを民間にお願いしている自治体はたくさんあると思いますが、そういったほかの状況はどうなのかという確認はされていないのか、少し教えてください。 ○委員長(平松吉祝) 天野生活安心課長。 ◎生活安心課長(天野一彦) 済みません。近隣市の状況です。藤枝市、焼津市についても、先ほど言いましたしずてつジャストラインとは折り合いがとれていないということで、9月の補正にて対応するということでお話を聞いております。 ○委員長(平松吉祝) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) 済みません。そのしずてつジャストラインのところはわかりますが、ほかに西部や東部では、しずてつジャストラインがやられていなくて受託をされているところがあるのではないかなと思いますが、そういったところの値が上がっているのか、上がっていないのか、確認をしているのか、していないのか、お伺いしたいなと思っているのですが、いかがですか。 ○委員長(平松吉祝) 天野生活安心課長。 ◎生活安心課長(天野一彦) 直接お話を聞いたことはないのですが、しずてつジャストラインからのお話の度合いでは、ほかのバス事業者においても、運転手が高齢になってしまっているところや、軽油の上昇の関係で、やはり経費が上がっているというお話を聞いております。 ○委員長(平松吉祝) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) 経費が上がっていることは重々理解しているのですけれども、ほかの地方自治体が民間に委託しているところの状況はどうなのか、確認したのか、しないのかということをお聞きしているのです。伊豆箱根鉄道など、いろいろなところが静岡県内にはあったり、遠州鉄道があるのですが、そこに委託している自治体があるのではないかなと私は思うのですが、そういったところの状況は確認したのか、していないのか、お聞きしたいと思います。 ○委員長(平松吉祝) 天野生活安心課長。 ◎生活安心課長(天野一彦) まことに申しわけありません。ほかのところについては確認していません。 ○委員長(平松吉祝) 三浦地域生活部長。 ◎地域生活部長兼支所長(三浦洋市) 済みません。少し補足させていただきます。  今回、しずてつジャストラインとの契約が予算内におさまらなかったという事実のほかに、島田市としても、そこ以外に地区別に金谷地区は大鉄アドバンス、川根地区は武州交通など、それぞれ別に契約を交わしています。それぞれほかのところにつきましては、多少経費の増大はありますけれども、いわゆる当初予算の計上時にお話をした予算の範囲内で実際の契約が済んでいるという状況です。その想定以上の値上げの提示があったのが、今回のしずてつジャストラインということで御理解いただきたいと思います。 ○委員長(平松吉祝) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) 要は、この辺は1者独占の感じになっているので、そのようなことが起こってくるのではないかなと思います。公正取引委員会などに確認をする努力もして、値を下げるといった努力をしていただきたいです。ほかの自治体に確認していただいて、しずてつジャストラインだけ極端に上がっているのだということがわかれば、本当に公正取引委員会などを入れて、値を下げる努力をしていただきたいと思います。 ○委員長(平松吉祝) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) 今の話の中で、昨年、平成31年2月に随意契約の話を持っていって、実際は当初予算が過ぎてから、この交渉に入ったという流れでよろしいですか。 ○委員長(平松吉祝) 三浦地域生活部長。 ◎地域生活部長兼支所長(三浦洋市) 4月以降の契約の最初のお話をしたのが2月で、その時点で折り合いがつかなくて、3月末、28日になりますけれども、予算内の契約とするために9カ月分で契約を取り交わして、4月1日以降、運行しているという状況です。  その後、引き続き、残りの3カ月分の取り扱いについて調整をしてきたという状況でございます。 ○委員長(平松吉祝) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) それで、今、伊藤委員も言われて、独占だからというわけではないですけれども、人件費はそんなに大きくは変わらないというか、少しずつは上がっていくにしても、燃料の場合は、1年契約だから、そんなに近年に問題はないかもしれませんが、大きく変動する可能性があるわけです。それで、1度こういうことがあると、今後の契約を結ぶ云々といったときに、再度、また業者側の言いなりになってしまう。弱みを見せると言ったらおかしいですが、まず1つはそういう懸念がある。  逆に業者としては、もちろん経営ですので、安く上がってしまった場合、下がった分には文句を言ってこないものです。そういったときの市の対応というのは、逆に保障されているのかどうなのか。業者が「これでは受けられないよ」と言ったのに、実際に仕事を始めてがくんと燃料が下がった場合は、十分利益が上がってくるということになる。そういった場合の我々当局側の反問と言ったらおかしいけれども、そういったことが言えるようなことは契約上あるのか、ないのか、確認させてください。 ○委員長(平松吉祝) 三浦地域生活部長。 ◎地域生活部長兼支所長(三浦洋市) 燃料費に関しては、年間この額という形での契約になりますので、それが増減したことによる金額の修正みたいなものは契約上ありません。それより上がってもいないし、下がってもいないという状況です。  あと、人件費の問題で、一番値上がりして経費として上がってきているのは、いわゆる運転手不足です。高齢者でやめられる方が多い中で、新しく運転手になられる方が大変少ない。これは、バスだけではなくて、今はトラックなどの運輸業界もそうだと聞いています。その人の確保ができない中、いわゆる働き方改革で、1日の運行、拘束時間の限りも出てきて、人工的には多く必要になっている。そのあたりの工面に苦慮しているということは聞いています。  業者からの提案としては、経費の部分も含めてそれを解消するには、例えば利用者の少ない土日の運行本数を減らすなど、そうしたところで対応できないかという話が来ているような状況です。 ○委員長(平松吉祝) 大石委員。 ◆委員(大石節雄) わかりました。  1つは、板挟みでして、こういうコミュニティバスは市民にとっては必ず必要だし、やらなければならないものだなということです。かといって、高くなったからやめるというわけにもいかない。すごく弱い立場ではあるのです。どこを中心に考えるかというのは、また今後の議論になりますけれども、お金がかかるからもうだめだ、やめるというのは簡単なことなのですが、今回のことについては大変だったなと思います。どういう意味で、これからコミュニティバスを継続したり、維持するかということは、また今後の議論になると思います。  1つ考えなければいけないのは、お金ばかりではなくて、市民にとっての交通手段の確保。我々の委員会でも、これからそういったことについていろいろ議論します。もちろん財政面も考えなければならないですが、また一緒に考えていかなければならないなと思っています。  以上です。 ○委員長(平松吉祝) まとめでちょっといい。 ○副委員長(大村泰史) 委員長。 ○委員長(平松吉祝) コミュニティバスのガソリン、運転手、車検がどうだ、どこのラインをどのバスが何台あるなどの細かい資料。  我々は今度、施策課題で自動運転をやる間に、今、大石委員も言われたとおり、コミュニティバスも前から問題がある事項なもので、少し議論を交わして、当委員会もそれにかかわってやりたいと思います。国土交通省がお金をとるなら免許証は2種だとか、これなら普通免許でデマンドもできるとか、少し大変だけれども、そういう資料を6枚くらいもらいたい。大変だけれども、どうですか。出ますか。 ○副委員長(大村泰史) 天野生活安心課長。 ◎生活安心課長(天野一彦) 委員長の言われた資料をできる限りで用意させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○副委員長(大村泰史) 委員長。 ○委員長(平松吉祝) そうすれば、私どもはどれを切るか、どれを持っていくか、こういうものをやればいいなど、検討できるものだから、大まかにお金がかかって上げてきた、こういうものをやめたい、これだけ負担がかかるではなくて、そのデータを見て、またいろいろ検討してみたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。  いいですか。  大石委員。 ◆委員(大石節雄) 委員会として資料要求するのは皆様に諮っていただいて、今、当局側は用意できるということでしたので、その前に、ぜひ委員会として資料要求するということを確認していただきたいと思います。 ○委員長(平松吉祝) 皆様、資料要求をするということでいいですか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(平松吉祝) それでは、全員賛成ですので、資料要求をお願いします。  以上で所管からの報告は終わりました。  それでは、3のその他に移ります。当局の皆様、報告事項等がありましたら、お願いいたします。  ありますか。3のその他に移りますが、当局の皆様、報告事項。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(平松吉祝) ないようですので、次に移ります。  それでは、委員の皆様から、委員会として確認しておきたい事項等がありましたら、お願いします。  ないようですので、この問題について、委員会内で共通認識を持ち、委員間討議につなげていきたいと思いますので、発言の趣旨を簡潔に御説明ください。  なお、質疑につきましては、委員会として必要と認められるものに限らせていただきます。必要ではないと判断したものは、後日、担当課に直接お問い合わせいただきますよう、委員の皆様の御協力をお願いいたします。  伊藤委員。 ◆委員(伊藤孝) 1つ、この委員会としてではないのですが、若者のまちづくり参画等に関する特別委員会がございまして、そこで高校生等の若者とおつき合いしていく観点から、先ほども報告がありましたが、先日、高校生を招いてワークショップをやったりするときに、一声こちらにかけていただけるようにお願いしたいのです。この委員会としてではないのですが、その辺をお願いしたいのですけれども、よろしいでしょうか。 ○委員長(平松吉祝) 皆様、今の伊藤委員について、何かありますか。あったら御答弁お願いしたい。  大石委員。 ◆委員(大石節雄) 要は、高校生から総合戦略の意見を聞く。回数は、きょういただいたのですが、いつ、どこでやるかという情報だけでもいただけると、我々が少しはそこに傍聴に行けるかなと思ったのです。そこら辺のところを意見としてお願いしておきます。 ○委員長(平松吉祝) それでは、今、大石委員が言った意見として、我々は聞いておくということでいいですね。              〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(平松吉祝) それでは、そのようにいたします。
     最後に、本日の委員会の委員長報告につきましては、委員長、副委員長一任とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  それもいいですね。  駒形戦略推進課長。 ◎戦略推進課長駒形進也) 済みません。今、そのような意見がございましたので、追加で情報提供をさせていただきます。  実は、今度の日曜日でございます。子育て世代のワークショップを開催させていただきます。あさってです。8月4日の日曜日でございます。10時から11時半、第3委員会室で開催いたします。よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○委員長(平松吉祝) わかりました。  ほかに、今の件について、ありませんね。  それでは、藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 1つ、その他で、発言がおくれて済みません。  市のホームページに公共施設における包括的管理委託方式に関する情報が上がったのです。経過について、きょう報告があるかなと思ったのですが、なかったものですから、包括の委託には関心が高まっていますので、簡単で結構ですので、概要説明をいただければと思いますが、いかがでしょうか。 ○委員長(平松吉祝) 今の藤本委員の包括に関する質問について、簡単でいいので。 ◆委員(藤本善男) 事前に言ってございませんので、大変失礼ですけれども、もし報告いただけることがあればということでお願いします。 ○委員長(平松吉祝) 鈴木資産活用課長。 ◎資産活用課長(鈴木明宏) 今回、ホームページへ公共施設の管理形態についての意見聴取、これは、事業者の方からの意見を聴取するということのサウンディング調査の案内をさせていただいたというところになります。この考え方といたしましては、それこそたくさん公共施設があるわけなのですけれども、現状では、各所管が個別に業務委託をかけて、機械の保守などをやっているところです。こうしたものを、なるべくくくりを大きくしてやってみたらどうかということを今考えております。その一定の考え方を示してあるわけなのですけれども、そういうやり方をやったときに、受け手がどのように捉えるかというあたりを少しヒアリングさせていただきたいという案内を出させていただいたというところでございます。  この考え方につきましては、今回、経営戦略、行政改革の計画にも搭載させていただいて、研究していくということを我々でも示させていただいているところであります。今、それに沿った調査をさせていただいているというところでございます。  そうしたものの反応を見た中で、実現可能であるという方向が出てくれば、そうした形の委託に切りかえていくことを今後検討させていただくという段階でございます。  以上です。 ○委員長(平松吉祝) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 2月定例会から会計年度任用職員制度への移行ということで、包括業務委託への関心も高まっております。今回やろうとするサウンディング調査と、その結果、もしかしたら導入されるかもしれない包括的な施設管理の委託については、会計年度任用職員制度への移行とは一線を画すものであるという点をはっきりしておいたほうがいいかなと思いまして質問させてもらっているのです。そういったものであるという認識でよろしいですか。 ○委員長(平松吉祝) 鈴木資産活用課長。 ◎資産活用課長(鈴木明宏) 私どもの所管は、あくまで施設の維持管理ということになるものですから、中にお勤めになる職員の関連ではございません。あくまで施設の維持管理ということで御理解をいただきたいと思います。 ○委員長(平松吉祝) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) これまでも外部委託していたものの委託の方式を変えるということで、職員体制に影響を与えるものではないということで認識させていただきました。どうもありがとうございます。 ○委員長(平松吉祝) ほかには、その他のことでありませんね。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(平松吉祝) ありませんので、以上をもちまして総務生活常任委員会を終了いたします。御苦労さまでした。                                閉会 午前10時48分...